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日本の永住権|申請準備から取得までの流れ

永住権取得までの流れ

日本の永住権を取るためには、ただ書類を集めるだけではなく、「何を、いつ、どう準備すればいいか」が重要です。

  • まず何から始めればいいの?
  • 審査期間はどれくらいかかるの?

 
この記事では、永住申請の流れについて、「準備→申請→審査→許可」までをビザ専門の行政書士がわかりやすく解説いたします。

永住権取得 全体のスケジュール

永住権の取得について、具体的な日付に当てはめると次のようなスケジュールになります。

ステップ スケジュールの例
準備開始 4月1日〜(約2か月間)
情報収集、必要書類の収集・作成
入管へ申請 6月1日〜(約4〜6か月間)
申請人の状況によって変動あり
許可・交付 10月1日〜
許可後は在留カードの受け取りなどが必要

それでは、永住権取得に必要な手続きを一つずつ解説いたします。

  • ① 永住権の取得要件を満たす
  • ② 必要書類の収集(区役所、税務署、法務局等)
  • ③ 申請書類一式の作成
  • ④ 出入国在留管理局へ申請
  • ⑤ 審査期間(4〜6か月)
  • ⑥ 結果通知
  • ⑦ 出入国在留管理局へ在留カードの受け取り
  • ① 永住権の取得要件を満たす

    まずは、日本の永住権の取得要件を満たすことが必要です。

    日本の永住権 取得要件
  • ① 素行善良要件:素行が善良であること
  • ② 独立生計要件:独立した生計を営むに足りる十分な資産または技能を有すること
  • ③ 国益要件:その者の永住が日本国の利益に合すると認められること
  • たとえ必要書類を集めて永住許可申請をしたとしても、取得要件を満たしていなければ、不許可になります

    そのため、永住権の取得要件を知ることから始めましょう。

    なお、申請人の状況によっては、取得要件を満たすために1〜2年、またはそれ以上かかる場合もございます。

    詳しくは以下をご覧ください。

    ▶︎ 日本の永住権|取得要件を徹底解説 を見る

    ② 必要書類の収集(区役所、税務署、法務局等)

    永住権の取得要件を満たしたら、出入国在留管理局へ提出する書類の収集を始めます。

    ▶︎ 日本の永住権|必要書類を申請人の状況ごとに解説 を見る

    永住許可申請では、「住民票、戸籍簿謄本、課税証明書、納税証明書」など、多種多様な公的書類を収集する必要があります。

    書類により発行される窓口が異なるため、それぞれの役所へ行かなければなりませんが、できることなら1日ですべての役所を回って収集しましょう。

    なぜなら、書類は発行から3か月以内のものを提出する必要があり、もし書類収集に時間をかけてしまうと再び取得することになるためです。

    ③ 申請書類一式の作成

    続いて、永住許可申請書や申請理由書の作成に着手します。

    収集した書類をすべて確認し、矛盾点がないように”整合性のある申請書類一式”を作成しましょう。

    ちょっとした書類の矛盾やミスが不許可のリスクを高めます

    また、海外で発行された書類を提出する場合は、日本語の翻訳文も必要になります。

    ④ 出入国在留管理局へ申請

    申請書類の作成が完了したら、お住まいの地域を管轄する出入国在留管理局への申請です。

    札幌の場合は、札幌出入国在留管理局の審査部門へ、9時~16時(土・日曜日、休日を除く)の間に申請書類を提出しに行きます。

    なお、申請書類に不備、不足があると受理すらして貰えず、改めて出入国在留管理局へ行く必要があります

    しかし、「初めての自己申請であれば、一度で受理されることはまず無い。」と考えておいた方がいいほど、自己申請のハードルは高いです。

    ⑤ 審査期間(4〜6か月)

    永住許可申請が無事に受理されると、審査期間に入ります。

    標準的な審査期間は4〜6か月とされていますが、申請人の状況によって異なります

    申請人の状況に全く問題がなければ、4か月より短いこともありますが、それは稀なケースであり、実際には6か月またはそれ以上かかります。

    また、出入国在留管理局から追加書類の提出等を求められる場合があります。

    その際は、書類の提出期限があるため、期限までに必ず書類を提出しましょう。

    ⑥ 結果通知

    審査を終えると、出入国在留管理局から審査結果の通知ハガキが届きます。

    このハガキで、許可または不許可を知ることになります。

    ⑦ 出入国在留管理局へ在留カードの受け取り

    無事、許可が下りた場合は、ハガキの案内に従い必要書類と10,000円分(2025年4月1日〜改定)の収入印紙を購入し、出入国在留管理局へ行きましょう

    手数料の納付後、新しい在留カードを受け取ることができます。

    なお、永住者の在留期間は「無期限」ですが、在留カードの有効期間が「7年」であるため、在留カードの更新が必要となることに注意しましょう。

    最後に 永住権取得は迷わず専門家へ相談

    以上、日本の永住権の申請準備から取得までの流れを解説いたしました。

  • ① 永住権の取得要件を満たす
  • ② 必要書類の収集(区役所、税務署、法務局等)
  • ③ 申請書類一式の作成
  • ④ 出入国在留管理局へ申請
  • ⑤ 審査期間(4〜6か月)
  • ⑥ 結果通知
  • ⑦ 出入国在留管理局へ在留カードの受け取り
  •  
    ご自身で準備すると膨大な時間と手間がかかってしまう上に、不許可になるリスクを抱えているのが、永住許可申請です。

    特に、「取得要件を満たすこと」「書類の収集」「整合性のある申請書類の作成」が大きな壁です。

    なお、永住許可申請の許可率は、約50%で「2人に1人は不許可」になっています。

    当事務所にご相談いただく方で、永住権を自己申請したけど、

    取得要件に見落としがあった
    書類作成に不備があった
    どこがダメがわからなかった

     
    と不許可になってしまった方が多くいらっしゃいます。

    「絶対に永住権を取得したい」とお考えの方は、初めから永住権の専門家である当事務所へお任せください

    書類の作成や必要書類の収集、出入国在留管理局への申請、審査期間中の対応、新しい在留カードの受け取り、全て対応しておりますので、お客様は審査結果をお待ちいただくだけです。

    まずは、無料相談でお話をお聞かせください。

    当事務所が、永住権の取得を全力でサポートいたします。

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    この記事の監修者

    行政書士アルバーズ法務事務所

    代表行政書士
    山中 直人(Yamanaka Naoto)

    専門分野

    国際結婚をされたご夫婦の配偶者ビザ取得、帰化申請、外国人の起業支援(会社設立&経営管理ビザ)を始めとする各種ビザ・帰化手続きを専門とし、札幌市内を中心に活動中

    所属

    ・日本行政書士会連合会(第22012203号)
    ・北海道行政書士会(第6266号)
    ・申請取次行政書士(行-112023200009)

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